永遠のはなし

だいすきなものと今の気持ち

断捨離

・入ってくる不要なものを断つ

・不要な物を捨てる

・物への執着から離れる

 

時間ができると色々な物を捨てている。ここ数年、そう過ごしていたので部屋の中にある物は全て要らないんじゃないか、という気さえしてくる。

年齢が増えていくごとに好きなものや心地がいいと思う物が変わる。流行りなど、その時良いとされるものも変わる。だから思い切って捨てるのに捨てた後は何を捨てたのかも全然覚えてなくて「あれ、捨てないと良かったな」などと思ったことがない。

だから断捨離のことが好きです。

付き合っていた人と別れた。ただ、合わなかった。私には合わないと決めて関係を絶ったのに

終わった瞬間に全然何も覚えてないという訳にはいかないのはなんでなんだろう。

 

私はただ、応援し合える人が欲しかった。こんな日々の中で悲しいことが多い人生の中でそれを一緒に抱えて欲しいとまでは言わないけれどそれでも頑張って生きてることが偉いと誰かに言って欲しかった。特定の親密な誰かに分かって欲しかった、近くで見ていて欲しかった。もう大丈夫だと、何も心配しなくていいよと言って欲しかった。安心したかった。ずっとそうだった。

分かり合えると思ったのにな。全然分かり合えなかった。

別れた人と付き合うまでは誰のことも好きにならないかもしれない、これから先一人で生きていくと思う、と、ずっと思って生きてきたけど私は誰かと一緒にいたかったんだと知りました。

あんな人とはもう二度と出会いたくないけれど自分の気持ちを知ることはできました。もう二度と、思い出したくもないけれど必要な時間だったと、無理やり思って過ごそうと思います。

もう二度と会うことがないと思うけれどせめて。あの人は孤独な人だったので、これからはどうかもう孤独じゃありませんように。

 

 

2022.10. Fine.